■相手の気分を良くする“会話法”
日本語には、言葉として出すことをためらう言葉があり、それを言いかえる言葉があります。
婚礼の儀式や宴会では、
「終わる」
という言葉が縁起が悪いとされ
「お開きにする」と言われます。
このほかには、
「猿」を
「エテ公」
と言うのは、“猿”は“去る”を連想するからであり、
「するめ」を
「あたりめ」
と言うのは“する”は“擦る”を連想し、縁起が悪いとされているからです。
そうやって、マイナスイメージをプラスイメージに変えるのは、言葉には強い影響力があるからにほかなりません。
マイナスイメージの言葉を、プラスイメージの言葉に変えられる人は、プラス思考の人だと思われ、好感度が上がります。
人に好かれたいのであれば、このマイナスからプラスへの変換能力を身につけるべきです。
「私って、おおざっぱなんだよね」
「それって、おおらかなことだよ」
「やっぱり、見た目のいい人にはかなわないよね」
「人は見かけによらないとも言うよ」
「私、友達からケチっていわれるの」
「倹約家ってことでしょ」
このような変換能力を身につけたいのならば、あなたの中のマイナス思考をプラス思考に変えなければいけません。